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クリスマスはホラー三昧 【映画】 アイ・アム・レジェンド -I am Legend 地球最後の男? ってウソだわ!

【映画】 アイ・アム・レジェンド -I am Legend ☆★☆★☆
宣伝にだまされて、あまり期待せずに見ましたがなかなかよかったです。
それにしてもどうしてアメ公はゾンビが好き(嫌い?)なんでしょうか。
信じられないくらいワンパターンですよね。アフォカイナ(笑)
たいていのホラー映画はゾンビが出てきた時点で私的にはアウトです!おしまいです!
それ以外はなかなか素敵なSFでした。原作がいいんでしょうね。昔の2作見てないので探してみます。
それにしても死都と化したニューヨークのシーンはCGなんでしょうか。一昔前だと信じられないようなリアルさですよね。
つうわけで一見の価値あり。
ウイルスミスの唯一の友達の犬が、昨年15歳で大往生した私の愛犬ちゃんにちょっと似てて、風呂で洗うシーンでは、洗うときのざらざらした手触りと匂いを思い出すし、、、絞め殺すシーンには涙してしまいました。
***(^ε^)***

【映画】 パニック・ゲーム -PANIC GAME- 2006年 米 レンタル版 原題 The Hamilton ☆★☆★
期待せずに見たらこちらもまたよかったw
これまた定番の監禁ものなのですが、種明かしするとバンパイアの一家ってわけ。
だけど、私的にはつくりが結構渋くてよかった、ラストの歌もしんみりさせる
萩尾望都の「ポーの一族」や「トーマの心臓」を青春時代に見て育った方には受けると思います。ちょとちがうかな?
で、世の中、アメリカに限らず日本でも韓国でもトルコでもどこでも、これに近い猟奇事件って後を絶たないじゃないですかぁ。これって、社会表面的には性欲異常とか精神異常とかいう感じで皆を納得させていますよね、ペドとか何とかフィリアとかいろんな名前を付けて・・・
この映画見たら、このHamiltonファミリーとどこが違うんだろ??と考えさせられました。
韓国でも30人以上殺したやつがいるし、ちょっと前のトルコでは100人以上だったですよね。
こちらは子供ばっかだったし。。。
数年前の北九州の猟奇事件といい、映画よりもリアルな世の中のほうが残酷だったりして私怖いですー。ー
# by sypsyt | 2007-12-25 00:58 | 映画

超久しぶり

【映画】 スピーシーズ SPECIES:The Awakening (2007) (日本語字幕) [98m]
昔の焼き直しですか?で、期待してみたら、超単純なストーリーのB級ムービーでした。
映像はそれなりにちゃんとしてますが、奥が浅い浅い・・・

主人公のヘレン何とかはかわいいです^^
# by sypsyt | 2007-10-08 16:06 | 映画

バベル - Babel - 菊池凛子 アカデミー賞残念!

【映画】 バベル - Babel - 2006米 出演:ケイト・ブランシェット ブラッド・ピット 菊池凛子 役所広司 [2h23m]
この若手監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画は3-4本、たぶん全部、見ましたが、凄い感性の持ち主ですね。すべての作品にオーラが漂ってます(笑) メキシコ人なんですが、空気感が違うって感じで、とてもリアルで私は大好きです。。

菊池凛子はオスカーの助演女優賞取れずに残念でしたが、こんなこと言っては失礼ですが、私は彼女がこの映画でノミネートされたのはずいぶん意外でした。ドリームガールズがとって当然だと思います。確かに凛子はこのすばらしい映画で非常に微妙な役を演じましたが、、多分外人から見ての日本人女子高生に対する想い(笑)みたいな「よく理解できない」という未知の者に対する不思議な感情が入って、評価が上がったのではないでしょうか。

作品はすばらしく私は2回見ましたが、2回とも感動してしまいました。特にケイトブランシェットの演技に・・・アフリカの果てで観光バスに乗ってて、まぐれ当りで撃たれ、あとは苦しんでいるだけなんですが、見ていて泣きたくなるくらい存在感がありました。もともと大好きな女優なんですが、えっと~確か「ヘブン」だったと思います。こちらも意味深な映画で、彼女こういうなんつうか顔にいつも深い悲しみが沈み込んでいるですよね。大好きです。ブラピはどうでもいいのですが、オロオロしているだけの役でした。役所さんは、まぁ大御所ですから、いつもの雰囲気そのままです。メキシコ人のおばさんも何か賞をとった」ようですが、こちらは名演技でした。

とにかく見ていて三人の女性がともかわいそうでたまらない映画なんですよ~。ああ、つうことは男監督のリビドー丸出しなんでしょうか?(笑) で、世界を一回りして全部繋がってる。すごい映画です、21世紀まで生きててよかった(笑)。作品賞は間違いないのでは?
# by sypsyt | 2007-02-27 01:13 | 映画

天のろくろ Lathe of Heaven レイズオブヘブン

天のろくろ Lathe of Heaven 2001☆★☆★???

ゲド戦記の原作者ル・グインが原作ということで期待してみましたが、期待通りとても意味深な映画でした。少なくとも私にとっては・・・というのは、以前からにたようなことをよく考えていたから。

夢を見るたびに現実の過去が夢の通りにどんどん変わっていく。だれもそのことに気がつかない。過去が変化するのでその世界で生きている人が気がつくはずはないのですが、、何で担当の精神科医は自分が名声を得ることに利用しようとたくらむのかがよく分からない。・・あの精神科医だけは知っていたとでも言うのでしょうか?もう一回見ないとよく分かりませんし、原作を読むつもりもありませんが,私の解釈は・・・

主人公のオア(or=または、あるいは・・というのが笑わせますw)は結局最後では自分が成功して著名な精神科医になり、担当だった弁護士はウエイトレスになってて恋が芽生えそうなところで終わるんですが、私にはそちらのほうが元々あった現実で、ただ「過去を変えてしまうというへんな夢を繰り返し見ることで出世していった自分」という夢を繰り返し見ているだけだと・・・
だって、夢から覚めたあとに変化する前にあったと「思い込んでいる」「変化する前の過去」はすでに夢の中の話でしかないわけなのですから、それはオアしか知らない個人的なもので、普通はそういうのを夢と言うのではないでしょうか。だから、オアが狂ってるだけで、自分自身を含む現実の世の中は自分を含めて何も変わっていない。で、スッキリしたつもりになったんですが、何か引っかかるんですよね〜

まるで孔子(だったっけ?)の「夢見る蝶」の話みたいで頭混乱しますが、私はすんなりそう受け取ってしまいました。で、この映画、深く気に入ってしまいました。
私の解釈って変ですか?原作は置いといてこの映画見る限りそんな気がするのですが。これ読んだ方(ほとんどいないでしょうが(笑))で映画見たという方は(見てない人はわざわざ見てでも(笑))あなたの解釈を教えてください。お願いします。ネットで探したけどあんまし感想ないし、実はもう一回見るべきかちょっと悩んでたりします(←アホでんな)(^。^)


# by sypsyt | 2007-02-05 19:11 | 映画

硫黄島からの手紙

【映画】 硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima(2006米・日)渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童 (02h15m)★☆★☆★☆
もう終盤は涙ダラダラ~でたまりませんでした。クリントイーストウッドが硫黄島の戦いを『父親たちの星条旗』について日米両サイドから描いた・・ということは聞いていましたが。。完全に日本映画なんだけど監督はアメリカ人のクリントイーストウッド、、半分以上は飢え死にしたとか、死んだ仲間を喰ったとか、そういう話は聞いてますが、そこまではエグくないというか・・そんなことよりもっと大切なことを伝えたかったんですね。アメリカ兵が理不尽にも日本兵の捕虜を殺すシーンなんかもあって、監督の真摯な気持ちが伝わってきます。戦前派の年老いたそれも超有名なアメリカ人の元俳優が作ったということを考えると、もうたまりませんでした。すばらしい映画です!!
# by sypsyt | 2007-01-07 20:03 | 映画